Philosophy
すべての人の、食べる喜びをあきらめない
人間が、一生で摂る食事の回数は約8万回。
私たちの生命活動において、歯はそれだけ頻繁に、重要な機能を果たしているといえます。
しかしながら、口腔内の健康状態が全身の健康状態に影響するまで考える人は少ないのが現実です。
日本大学歯学部による調査研究では、介護者が日常的な口腔ケアを毎日行い、
歯科医師等が週1、2回の専門的な口腔ケアを実施したグループは、しなかったグループと比べ肺炎の発症率が39%、
死亡率は約53%低かったという結果も出ています。
加齢による口腔機能の低下は、乾燥、咬合力低下、咀嚼や嚥下における機能低下など、
食べる・飲み込むといった生命にかかわる基本的な力を減退させてしまうのです。
超高齢社会を迎えた日本において、高齢者のQOL向上、健康寿命の延伸のために、歯科治療や予防の重要性は高まっています。
今こそ、高齢者に寄り添い、訪問を主とする歯科医療が必要と考え、私たちは、訪問歯科という立場からすべての皆様をサポートして参ります。